院長コラム リンガルとともに33年
1980年代編|裏側矯正のはじまり
世界各国で講習会を開催
 リンガルの講習会を始めたのも80年代の終わり頃からで、最初は台湾で開きました。なぜ、日本ではないかと思われるかもしれませんが、日本のドクターの関心はまだまだ低く、裏側から治療する私などはよほどの変わり者と思われていた時代だったからです。
 一方、オームコ社からの依頼は続き、台湾の次はイタリアでも開催しました。
 その当時、オームコ社の人からいわれたのは、リンガルは世界に普及していくものであり、もはや開発者の私だけがわかっていればいいというものではないということでした。
「リンガルを一番知っているのは竹元先生なのだから、先生が教えるのが一番いいのでは」ともいわれました。だれかが教えなければならないのならば、私が適任であり、それならリンガルを正しく伝え、絶対に治るというところまで持って行こうと思い、それからは積極的に講習会を開くようになりました。
 講習会を開けば、競合するクリニックを増やして自分の首を絞める結果になるのではと思われる方もあるかもしれませんが、私の考えは“患者さんが得することが一番”ということであり、これは開業以来変わりません。患者さんがよい治療を受けられて歯並びが治ることが最優先されることなので、教えることに迷いはありませんでした。
 講習会は多いときで年4~6回にもなり、受講者は延べ3000人になり、現在、リンガルで治療されているドクターのほとんどが私の講習会を1回は受けていらっしゃるのではと思います。 
 装置もカーツの時代から始まり、STb、STb-SL、そして最新のALIASまで、常に最先端の装置を用いてきました。参加者の中に毎回出席されるドクターがいらっしゃったのでその理由を聞くと、「1回でも休むと先生に置いていかれそうな気がして休めないんです」というのです。確かに、常に改善・改良を図っているので、講習会の内容も前回と同じということはありません。毎回、内容が進化していくので皆さん、たいへんだったかもしれません。

 1987年にアメリカでリンガルの国際学会がワシントンD.C.で初めて開催され、日本から招待されたのは私だけでした。アメリカの人たちは私が治療できるということを知っていたので呼んでくれたのだと思います。
 翌年には世界で2番目に日本舌側矯正歯科学会を、小谷田先生と私で設立しました。その後91年にはヨーロッパ舌側矯正学会、2000年には世界舌側矯正学会が設立されることになるのです。

 
 
 
 
 
 
 
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