院長コラム リンガルとともに33年
2000年代編|究極の装置の完成へ
世界に一つだけのリンガルブラケット矯正装置(ALIAS)
 スロットサイズは従来、18"25"(0.18㎜×0.25㎜)もしくは22"28"(0.22㎜×0.28㎜)この二つしかありませんでした。2つのレールしかなかったものを、18"18"(0.18㎜×0.18㎜)の正方形のスロットに変えたのがリンガルブラケット矯正装置(ALIAS)です。スクエアスロットは、世界でも唯一無二の発想であるということから、特許の取得も行っています。
 2016年に完成したリンガルブラケット矯正装置(ALIAS)には以下のような3つの特徴があります。
1 パッシブセルフライゲーション
2 スクエアスロット
3 ストレートワイヤー
 これだけの新しいコンセプトが注ぎ込まれた矯正装置は他にありません。私が30年間追い求めてきた舌側矯正(裏側矯正)の集大成といっていいと思います。この装置の導入によって、舌側矯正(裏側矯正)へのハードルが一気に下がり、患者さんにとっては非常に治療がしやすくなっているはずです。
 "矯正治療は面倒なものではなく、日常生活になんら支障がなく、快適に過ごすことができる"。そういった治療の理想を掲げて30年間、邁進してきましたが、その理想に一歩一歩近づきつつあることを実感します。

 
 
 
 
 
 
 
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