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形状記憶合金

こんにちは

暑い季節に向かっていますが、みなさん体調不良などになっていませんか?

今回は矯正治療に使用されるワイヤーについてお話します。

矯正治療開始初期は、ほとんどの方が歯のねじれや、隣の歯との重なりがあり、まっすぐで硬いワイヤーを入れることが困難となります。

そこで使われるのが、形状記憶合金のワイヤーです。

形状記憶合金とは、ある温度以下で変形しても、その温度以上に加熱すると元の形状に回復する形状を持った合金のことです。

ワイヤーに理想的な歯並びの形を記憶させ、歯の凸凹に合わせてワイヤーを縛りつけていきます。そして、ワイヤーは元の形に戻ろうとするので、ゆっくりと歯が動いていきます。

弱い力を継続的に伝えていくので、歯に与えるダメージが最小限となり、痛みも少なく、効率的に歯を動かすことができます。ワイヤーにはいろいろな太さがあるので、歯の移動状況に合わせ、ワイヤーを変更していきます。

形状記憶合金ワイヤーで歯を動かしていくなんて、すごいと思いませんか?

初期のころの歯並びを忘れてしまったという方は、当院でいつでも画像を見ることができるので、気軽にお声かけください。

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