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矯正治療中のゴムかけ、とても重要です。

矯正治療中、患者様ご自身に上の歯と下の歯にゴムをかけていただくようお願いすることがあります。これには、前歯を下げる、上の歯の真ん中と下の歯の真ん中を合わせる、倒れ込んでいる歯を起こす、などなど、かけ方によってさまざまな目的があります。

ゴムをかけてからの数時間は歯が動き始める準備をしています。その後も長時間装着し続けていただくことで、歯が動き始めます。お食事や歯磨き以外、できる限り長時間使用していただくことをお願いしています。

ついついかけ忘れてしまうという患者様もいらっしゃると思いますが、お話を聞くとみなさまいろいろ工夫していただいているようです。かばんを変えると持ち歩くのを忘れてしまう・・・という方は、それぞれのかばんに一袋ずつゴムを入れておく、必ず持ち歩くポーチに入れる。また、職場に一袋、ご実家に一袋、よく出かける場所に常備しておく方もいらっしゃるようです。私自身もゴムかけをしていたとき、寝る前にゴムをかけ忘れてベッドに入ってしまうことがよくありました。そんなときは布団から出てゴムを取りにいくのが億劫で・・・なので、ベッドサイドにゴムを一袋置いていました。

以前、幼稚園の先生をしている患者様が仕事中にゴムをかけていたら、「先生だけガム食べててズルイ~」と園児さんに言われてしまった、という話を聞きました。お子様の目には、ゴムがガムに見えてしまったようですね。お仕事やライフスタイルも患者様それぞれ違うなか、皆様にご協力いただき感謝しております。このゴムかけもとても重要な治療の一つなのです。

ゴムをかけるための透明なボタンを歯の表側につけさせていただくことがあります。透明なのであまり目立ちませんが、結婚式や成人式など大切な撮影や行事の際には、一時的に外すこともできますので、お気軽にご相談ください。 

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