院長コラム リンガルとともに33年
2000年代編|究極の装置の完成へ
デジタル化の時代を迎えて
 1人ひとりの患者さんに対して、治療のゴールをもっと考えていかなければならないと思います。理想のゴールは誰しも描く事が出来ますが、理想のままに治療を進めると、必ず、現実の壁に突き当たり、設計のし直しという事になりかねません。
 理想と現実の狭間で悩むのが矯正治療であるとも言えますが、まず現実を見極める事が肝心だと言えます。
 当院でも、CTを導入した事で、歯間や歯根の形、位置、骨の様子などがその画像から手に取るようにわかってきました。その為、診断の精度もCT導入前とは全く違うレベルで出来ていることを実感します。もはや、CTなしでは、怖くて治療が出来ないと思う程です。
 このように、デジタル機器が利用出来る環境が整ってきているので、積極的に活用して、より正確な診断及び治療をしていく事が重要になってくると思います。
 今後はさらにデジタル化を検討しており、熟練度に関わらず、誰がセットアップモデルを作っても正確なポジショニングができるシステムを開発中です。
 デジタル化が進むことで、今までのようなドクターの経験や勘に頼らない部分が益々増えてくるのではないでしょうか。そうなると、ドクターのスキルの有無は治療にはそれ程、影響しなくなるのかもしれませんが、治療方針を決めて、実際にどの歯を動かしていくのかといった治療の組み立てはコンピュータには出来ません。
 治療計画を立てて、戦略を練ることにドクターは集中していく事となり、ドクターはもっともっと考えなければいけない時代になっていくのではないでしょうか。
 矯正装置を買ってきてそれをつけるだけ、あるいはマウスピースを患者さんに渡して、後は患者さん任せでは治療とは言えませんし、それでは実際に治らないケースも出てくると思います。
 この事は、医療の本質に関わってくることであり、ドクターは"きちんと治療するためには何をするべきなのか"デジタル化という新しい潮流の中で、その姿勢が問われる時代になってきたと言えるのではないでしょうか。

 
 
 
 
 
 
 
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